

ミニコラム
子犬を迎える準備
子犬を迎えるにあたって、準備や心構えなどを紹介いたします。
子犬を迎える前の準備
子犬はとても好奇心が強いので、家の中が安全で安心であるかどうかを確認しましょう。
危険な物を排除
食べたり飲み込んでは危険な物を置かないようにしましょう。子犬の頃は何でも口に入れますので、特に床面や背の届く範囲の危険物を取り除くようにしましょう。また、電気コードなども噛みたい衝動から絡まってしまったり、感電する危険もあります。ケーブル タイやケーブル カバー、またはシールド プラグ ソケットを使用してコードを隠しましょう。
必要な物の準備
子犬が生活するための準備をしましょう。ゲージ、ベッドなど寝起きするグッズ、排泄に必要なトイレやペットシーツ、衛生的にすごすための衛星スプレー、ウェットシート(ともに無香料・無害なもの)、飲食に必要なフードボウルや吸水ボトル・給水機、子犬用のペットフードなど、必要なものを買いすすめましょう。
動物病院を探しておく
健康診断や急な体調の変化など、すぐに対応ができるよう動物病院を探しておくようにしましょう。すぐに行ける場所なのか、自分の生活スタイルにあった診療時間なのか、色々な想定をして考えましょう。ペットを飼っているお友達やご近所の方に評判の良い動物病院を聞くのも良いでしょう
子犬を迎える前の心構え
子犬を迎えて飼うという事はその犬の面倒を一生見るという事です。毎日の食事や散歩、排泄のお世話やしつけ、病気になった場合の看護や介護などそのすべてを飼い主が背負うということになります。可愛いからというだけで飼い始めると、犬も飼い主も辛い思いをし、お互いの為になりません。愛犬と一緒に暮らす毎日はとても素敵なものですが、楽しい事だけではなく大変な事や面倒な事もある事を十分に理解したうえで子犬を迎え入れるかどうかを判断しましょう。
犬にとって危険な物 お散歩編
毎日のお散歩中にも犬にとって危険な物が多くあります。
お散歩中に注意する必要がある物を紹介します。(あくまで一例です。)
植物
スイセン、アマリリス、アサガオ、ヒヤシンス、あじさい、すずらん、ツツジ、彼岸花、月桂樹、サボテン、ポインセチアなど
除草剤
パラコートという薬品で、公園や畑、あぜ道などに撒かれていることがあります。
タバコの吸い殻
ニコチン、タールが含まれています。道や公園どこにでも捨てられていますので注意が必要です。
殺虫剤や殺鼠剤
ホウ酸塩、ワルファリンなどの薬品です。ゴキブリ・アリ・ハエなどの駆除剤やねずみの駆除剤として使われます。
猫
猫を見て近ずくと攻撃される場合があります。特に目の付近を引っ掻いてくることが多いので距離を取るようにしましょう。
犬にとって危険な物 飲食物編
犬の特長 柴犬
首クールを愛用してくれている犬種をご紹介します。
第5回は柴犬です。
性格
飼い主にとても忠実で誠実な性格をしています。愛嬌がある反面、警戒心が強く他の人や犬に不必要に吠えることがあります。また勇敢でもあるので番犬としても有能ですが、頑固で神経質な傾向もあるので、子犬のころから社会性を身に着けるようしっかりしつけをしておく方が良いでしょう。
飼育の注意点
柴犬は運動量が多く活発な犬種でので、運動不足になるとストレスから無駄吠えをしたり、落ち着きがなくなり言うことを聞かなくなったり、場合によっては体調を崩してしまうこともあります。 毎日2回を目安に散歩をするなどしっかりと運動をさせましょう。猟犬気質があるので、自由に走りまわることができる環境の場合は、追いかけっこをしたりおもちゃなどを追いかける遊びをすることもおすすめです。
かかりやすい病気
皮膚病
皮膚病になると皮膚に発疹がみられ、かゆみや脱毛などの症状が現れます。掻き過ぎると皮膚を傷つけてしまう場合があるので注意が必要です。 柴犬については皮膚病の中でも多くみられるのがアレルギー性皮膚炎です。しきりに体を舐める、咬む、肢で体や頭を引っ掻く、家具や床に体や頭をこすりつけるようなしぐさが頻繁にみられた場合は、早めに動物病院へ行くようにしましょう。
外耳炎
耳の中に炎症が起こると、臭いのするベトベトとした耳垢がたまることが特徴です。かゆみや痛みも伴うので耳を後足で引っ掻く様子が見られます。そのままの状態で放置していると炎症が広がり、中耳炎や内耳炎を引き起こす場合もあります。
胃腸炎
誤食などで細菌等を体内に取り込んでしまい発症する場合や、日常のストレスから引き起こされる場合など原因はさまざまです。 胃腸炎になると、下痢や嘔吐、食欲不振、元気喪失などの症状が現れます。胃腸炎の中でも多く見られるものが急性胃腸炎で、脱水症状を引き起こす場合があるのでとても注意が必要です。
犬の特長 ボストンテリア
首クールを愛用してくれている犬種をご紹介します。
第4回はボストンテリアです。
性格
明るく穏やかで朗らかな性格をしていて無駄吠えも少ない犬種です。一方で少々繊細な一面もありストレスを溜めやすい傾向があります。とても賢く学習能力も高いのでしつけがしやすいといえます。また、寂しがりやで強情な側面もあり、嫉妬して攻撃的な態度を見せる子もいます。
飼育の注意点
運動は大好きなので毎日のお散歩をしてあげるようにしましょう。顔にしわがありますので普段見えない部分なども、定期的にしわをめくって汚れや炎症ができていないかチェックしましょう。またとても暑さに弱いので、夏場のお散歩は日中の暑い時間避けましょう。
かかりやすい病気
アレルギー皮膚炎
体に入ってきた異物に対して、体の免疫機能が過剰に働いてしまうことで、皮膚に炎症が起こる病気です。
白内障
目が大きく飛び出しているので、目のトラブルも起こしやすいです。白内障は目の中の水晶体が白く濁り、視力が落ちてしまう病気です。加齢に伴って起こることが多いですが、遺伝や他の病気が原因で若い子に起こる場合もあります。目が白く見えたり、ものにぶつかるようになるなどの症状がみられます。
短頭種気道症候群
鼻の短い短頭種になりますので、呼吸困難を引き起こすようないくつかの病気が重なって起こる病気です。いびきが酷くなったり、口をあけてハアハア呼吸をするようになったり、嚥下障害や嘔吐などの症状が出ることもあります。暑さや肥満で悪化することがあります。

