

ミニコラム
犬にとって危険な物 飲食物編
犬の特長 柴犬
首クールを愛用してくれている犬種をご紹介します。
第5回は柴犬です。
性格
飼い主にとても忠実で誠実な性格をしています。愛嬌がある反面、警戒心が強く他の人や犬に不必要に吠えることがあります。また勇敢でもあるので番犬としても有能ですが、頑固で神経質な傾向もあるので、子犬のころから社会性を身に着けるようしっかりしつけをしておく方が良いでしょう。
飼育の注意点
柴犬は運動量が多く活発な犬種でので、運動不足になるとストレスから無駄吠えをしたり、落ち着きがなくなり言うことを聞かなくなったり、場合によっては体調を崩してしまうこともあります。 毎日2回を目安に散歩をするなどしっかりと運動をさせましょう。猟犬気質があるので、自由に走りまわることができる環境の場合は、追いかけっこをしたりおもちゃなどを追いかける遊びをすることもおすすめです。
かかりやすい病気
皮膚病
皮膚病になると皮膚に発疹がみられ、かゆみや脱毛などの症状が現れます。掻き過ぎると皮膚を傷つけてしまう場合があるので注意が必要です。 柴犬については皮膚病の中でも多くみられるのがアレルギー性皮膚炎です。しきりに体を舐める、咬む、肢で体や頭を引っ掻く、家具や床に体や頭をこすりつけるようなしぐさが頻繁にみられた場合は、早めに動物病院へ行くようにしましょう。
外耳炎
耳の中に炎症が起こると、臭いのするベトベトとした耳垢がたまることが特徴です。かゆみや痛みも伴うので耳を後足で引っ掻く様子が見られます。そのままの状態で放置していると炎症が広がり、中耳炎や内耳炎を引き起こす場合もあります。
胃腸炎
誤食などで細菌等を体内に取り込んでしまい発症する場合や、日常のストレスから引き起こされる場合など原因はさまざまです。 胃腸炎になると、下痢や嘔吐、食欲不振、元気喪失などの症状が現れます。胃腸炎の中でも多く見られるものが急性胃腸炎で、脱水症状を引き起こす場合があるのでとても注意が必要です。
犬の特長 ボストンテリア
首クールを愛用してくれている犬種をご紹介します。
第4回はボストンテリアです。
性格
明るく穏やかで朗らかな性格をしていて無駄吠えも少ない犬種です。一方で少々繊細な一面もありストレスを溜めやすい傾向があります。とても賢く学習能力も高いのでしつけがしやすいといえます。また、寂しがりやで強情な側面もあり、嫉妬して攻撃的な態度を見せる子もいます。
飼育の注意点
運動は大好きなので毎日のお散歩をしてあげるようにしましょう。顔にしわがありますので普段見えない部分なども、定期的にしわをめくって汚れや炎症ができていないかチェックしましょう。またとても暑さに弱いので、夏場のお散歩は日中の暑い時間避けましょう。
かかりやすい病気
アレルギー皮膚炎
体に入ってきた異物に対して、体の免疫機能が過剰に働いてしまうことで、皮膚に炎症が起こる病気です。
白内障
目が大きく飛び出しているので、目のトラブルも起こしやすいです。白内障は目の中の水晶体が白く濁り、視力が落ちてしまう病気です。加齢に伴って起こることが多いですが、遺伝や他の病気が原因で若い子に起こる場合もあります。目が白く見えたり、ものにぶつかるようになるなどの症状がみられます。
短頭種気道症候群
鼻の短い短頭種になりますので、呼吸困難を引き起こすようないくつかの病気が重なって起こる病気です。いびきが酷くなったり、口をあけてハアハア呼吸をするようになったり、嚥下障害や嘔吐などの症状が出ることもあります。暑さや肥満で悪化することがあります。
犬が顔を舐めるのはなぜ?
愛犬が顔を舐めてくるのはなぜなんでしょう。
愛情表現?その他にも理由があるの?いろいろと探っていきたいと思います。
愛情表現
犬が飼い主の顔を舐めてくるのは基本的には愛情表現や信頼の証です。この行動は飼い主と愛犬との絆を深めるために重要なコミュニケーションと考えられています。愛犬が顔を舐めるということは飼い主に対する愛情・信頼を示しています。
ご飯が欲しい
ご飯が欲しいというサインを示していることがあります。食欲旺盛な犬は、飼い主の顔を舐めることで自分に注意を向けさせ、ご飯をねだることがあります。
遊んで欲しい
遊ぶ気分であることを示すこともあります。飼い主の顔を舐めることで注意を引き、遊びたいという意思を伝えている場合があります。
不安の解消
飼い主の顔を舐めることでその不安を和らげようとする行動に出ることがあります。愛犬が顔舐めることで心地よさを感じ、ストレスや不安を解消しようとしている場合があります。
犬が顔を舐める行動には、上下関係や敬意の表現が含まれることがあります。もともと犬は群れで生活する動物であり、顔を舐めることで自分が下位であることを示して、上位の存在に敬意を表す行動をとります。これはと同じ行動を飼い主に対しても行うこともあり、飼い主を尊重し、信頼していることの証でもあるのです。
犬の特長 コーギー
首クールを愛用してくれている犬種をご紹介します。
第3回はコーギーです。
性格
とても元気で明るい性格ですが、知らない人や犬に吠える事も多く慎重な面もあります。
飼育の注意点
足短で地面との距離が近いので、汚れや熱中症には要注意です。お散歩の汚れだけでなくオシッコの汚れなど、つねに清潔にしてあげるようにしましょう。暑い日の散歩は極力避け、暑さ対策は必ず行いましょう。また腰が弱い犬種ですので、なるべくジャンプや階段の昇り降りをさせないようにし、腰に負担がかからないようにあまり太らせないことも大切です。警戒心が強い個体も多いので、多くの人や犬に会わせて社会性を育てるようにしましょう。
かかりやすい病気
椎間板ヘルニア
背骨同士をつなぐ椎間板が、何らかの原因によって正常の位置から飛び出してしまい、背骨の中にある脊髄を圧迫する病気です。初期の症状は痛みやふらつき、うまく歩けないという症状がみられます。抱っこしたときにキャン!と痛がる場合は注意が必要です。また腰を丸めて歩いたり、お腹が張っているなどの症状も見られます。症状が進行するにつれて、うまく歩けなくなり、足を全く動かせない症状へと悪化していき、最終的には力を入れることができないため、トイレで排泄ができず、漏らしてしまうといった症状がみられます。
変性脊髄症
痛みを伴わず、ゆっくりと進行する脊髄の病気です。初期は足先の感覚異常がみられ、症状が悪化してくると足の甲を地面に擦って歩くようになります。また腰が安定せず左右にフラフラしたり、足がもつれてしまうようになります。さらに症状が進行すると、後ろ足の動きが鈍くなり、筋肉量も落ちることから、下半身を支えることができなくなり、立ち上がることが困難になります。後ろ足の麻痺から始まり、数年かけて徐々に前足、呼吸器の麻痺へと進行していく恐ろしい病気です。
股関節形成不全
股関節が発育の段階で形態的な異常を起こし、様々な症状を引き起こす病気です。生後 4 -12ヶ月ごろに確認されることが多いといわれていますが、2-3歳になってから症状が現れる場合もあります。横座りをする、腰を振るように歩く、立ち上がるのに時間がかかる、足を突っ張るように歩く、などの症状がみられます。

