

ミニコラム
犬の特長 コーギー
首クールを愛用してくれている犬種をご紹介します。
第3回はコーギーです。
性格
とても元気で明るい性格ですが、知らない人や犬に吠える事も多く慎重な面もあります。
飼育の注意点
足短で地面との距離が近いので、汚れや熱中症には要注意です。お散歩の汚れだけでなくオシッコの汚れなど、つねに清潔にしてあげるようにしましょう。暑い日の散歩は極力避け、暑さ対策は必ず行いましょう。また腰が弱い犬種ですので、なるべくジャンプや階段の昇り降りをさせないようにし、腰に負担がかからないようにあまり太らせないことも大切です。警戒心が強い個体も多いので、多くの人や犬に会わせて社会性を育てるようにしましょう。
かかりやすい病気
椎間板ヘルニア
背骨同士をつなぐ椎間板が、何らかの原因によって正常の位置から飛び出してしまい、背骨の中にある脊髄を圧迫する病気です。初期の症状は痛みやふらつき、うまく歩けないという症状がみられます。抱っこしたときにキャン!と痛がる場合は注意が必要です。また腰を丸めて歩いたり、お腹が張っているなどの症状も見られます。症状が進行するにつれて、うまく歩けなくなり、足を全く動かせない症状へと悪化していき、最終的には力を入れることができないため、トイレで排泄ができず、漏らしてしまうといった症状がみられます。
変性脊髄症
痛みを伴わず、ゆっくりと進行する脊髄の病気です。初期は足先の感覚異常がみられ、症状が悪化してくると足の甲を地面に擦って歩くようになります。また腰が安定せず左右にフラフラしたり、足がもつれてしまうようになります。さらに症状が進行すると、後ろ足の動きが鈍くなり、筋肉量も落ちることから、下半身を支えることができなくなり、立ち上がることが困難になります。後ろ足の麻痺から始まり、数年かけて徐々に前足、呼吸器の麻痺へと進行していく恐ろしい病気です。
股関節形成不全
股関節が発育の段階で形態的な異常を起こし、様々な症状を引き起こす病気です。生後 4 -12ヶ月ごろに確認されることが多いといわれていますが、2-3歳になってから症状が現れる場合もあります。横座りをする、腰を振るように歩く、立ち上がるのに時間がかかる、足を突っ張るように歩く、などの症状がみられます。

