ミニコラム

2025-05-12 11:55:00

子犬の時期に注意する病気やトラブル

子犬の時期に注意する病気やけがなどのトラブルを紹介していきます。

抱っこされてお出掛けするフレンチブルドッグの赤ちゃんの写真.jpg

子犬の時期は体が発達途中なのでまだまだ未熟です。経験も少なくしつけもしっかりと身につけていない為、特に飼い主の注意が必要な時期です。

 

 

感染症

感染症注意の案内.jpg

子犬の時期は免疫力が未熟なので感染症にかかりやすい傾向があります。重症化すると命にかかわることもあり注意が必要です。ケンネルコフ、ジステンパー、パルボなどがあり、感染経路としては感染した犬との接触や汚染された場所での散歩やお出かけなどでも感染します。またワンクチン摂取が終わるまでは外出を控えることも重要です。

 

 

寄生虫症

顕微鏡で検査する写真.jpg

子犬を迎える前の時点でかかっている場合もあり、迎えてすぐに症状が出ることもあります。回虫、コクシジウム、ジアルジアなどがあり、子犬をお迎えしたら病院などでの検査をしておくと安心です。

 

 

前足の骨折

骨折した犬の写真.jpg

子犬の中でも特に小型犬に起こりやすいトラブルです。小型犬の前足にある橈骨(とうこつ)、尺骨(しゃくこつ)はそれぞれ爪楊枝1本程度の太さしかない為、成長途中の時期にはおれやすい傾向があります。滑りやすい床での運動や、高い場所からの飛びおりなど特に注意が必要です。

 

 

誤飲誤食

誤飲誤食に注意.jpg

子犬の時期は歯の生え変わりによる違和感や痒みがありいろんな物をかじる傾向があります。また好奇心も非常に旺盛な為誤飲や誤食をしやすい時期です。薬による排出だけでなく小さな体に大きな負担を与える開腹手術になる場合もあるので、誤飲誤食をさせない環境作りを徹底しましょう。