ミニコラム

2025-02-16 14:41:00

犬種の特徴 フレンチブルドッグ

首クールを愛用してくれている犬種をご紹介します。

第1回はフレンチブルドッグです。

 

 

性格

首クールを着けてお散歩するフレンチブルドッグ.jpg

人懐っこくて甘えん坊。とても愛情深くてフレンドリー。飼い主以外の人や他の犬ともすぐに仲良くできます。基本的には穏やかですが、テリアの血が入っているので好奇心旺盛で活発な一面もあります。個体によっては興奮すると我を失って吠えたりかんだりする場合があるので注意学習能力は割と高い犬種ですので甘やかすだけではなく、ワガママな性格にならないようしっかりしつけをしましょう。

 

 

飼育の注意点

ウトウトお昼寝をするフレンチブルドッグ.jpeg

顔にある特徴的なシワは汚れがたまってしまうのでケアが必要です。綿棒などを使って清潔にするよう心掛けて下さい。また皮膚がデリケートで弱い個体が多いので、定期的なシャンプーや適度なブラッシングをしてお手入れをしてあげましょう。暑さや寒さに弱い犬種ですので、室内で飼い温度管理を行って下さい。特に暑さに弱いので、夏の暑い日のお散歩などは暑さ対策を必ずするようにして下さい。運動量はそれほど必要ではないので、短いお散歩で十分ですが、食欲旺盛で太りやすい傾向がありますので、運動と食事のバランスを考えましょう。

 

 

かかりやすい病気

調子がが悪くて休むフレンチブルドッグ.jpg

皮膚病

皮膚が敏感で弱い個体が多い犬種になりますので、顔のシワや被毛が清潔にされていないことで、皮膚病にかかりやすくなってしまいます。皮膚病になると炎症が起こりかゆみや脱毛などの症状が現れます。体や手足を舐める、咬む、床などに体や頭をこすりつけるしぐさが頻繁にみられる場合はすぐに診察を受けましょう。

 

外耳炎

垂れ耳の犬種がなりやすい病気ですが、大きな耳を持つフレンチブルドッグも注意が必要です。皮脂腺が大きく皮脂が出やすい犬種ですので、その皮脂が原因で外耳炎を発症することがあります。臭いのするベトベトとした耳垢がたまると、かゆみや痛みを伴ってくるので足で引っ掻く様子がみられるようになります。

 

眼疾患

短頭種で目が大きく眼球が前に出ているので目にキズが付きやすく、目のケガや病気になりやすい傾向があります。その中で比較的結膜炎になる個体が多くみられます。